ほんだカウンセリングオフィス

臨床心理士・公認心理師を持つほんだカウンセリングオフィスの室長による日常で役立つ心理学講座です。

頑張りスイッチを切って疲れを癒す

頑張りスイッチを切って疲れを癒す

 

皆さん、こんにちは。

 

今回は、埼玉県さいたま市でカウンセリングを行う心の専門家である臨床心理士公認心理師である筆者が、疲れているときに頑張りスイッチの切り方という題でお話していきたいと思います。

 

最近、なんだかドキドキしていたり、そわそわしていたり、心が落ち着かない状態というのは、頑張りスイッチがオンになっていて疲れている状態かもしれません。

 

今回は、そんな頑張りスイッチを切るための方法を皆さんにご紹介いたします。少し疲れている方や頑張りスイッチが入っているという方は是非ご覧ください。

 

頑張りスイッチとのんびりスイッチ!?

 

まず始めに頑張りスイッチとのんびりスイッチについてお話したいと思います。ご存知の方も多いかと思いますが、人は自律神経というものが存在しています。

 

自律神経系とは、身体の働きをコントロールする交感神経と副交感神経からなっています。交感神経とは、いわゆる「頑張りスイッチ」で一生懸命お仕事をしていたり、頑張って家事をしたりするものです。副交感神経とは、いわゆる「のんびりスイッチ」でおうちでゆっくりしているときにするものです。

人は、嫌なことがあったり、不安なことがあったり、いらいらすることがあったりなど、心が落ち着かに状態になると、そんな状況をどうにかしようと頑張りスイッチが知らず知らずにうちに入ってしまっていたりします。

 

つまり、おうちでゆっくりとしていたとしても、何か心が落ち着かないことがあったりすると、勝手に頑張りスイッチが入ってしまうために実は休まっていなかったということがあるのです。

 

ここで大切になっていくのが、勝手に入ってしまったとしても上手に頑張りスイッチを切ってのんびりスイッチを入れなおす方法を知っておく必要があるのです。その前に、頑張りスイッチの特徴を見ていきたいと思います。

 

頑張りスイッチの特徴!?

 

頑張りスイッチの入った状態を知っておくことで、不意に頑張りスイッチが入ってしまった状態に気づくことができます。そこで、頑張りスイッチが入ってしまった状態とはどんな状態かみていきたいと思います。

①息が速くなる

 

頑張りスイッチを入れるには多くの酸素が必要になります。その結果として息が速くなってしまうと言われています。

 

②血流が増す

 

先程と同様に酸素を体全体に運ばなくてはいけないので、鼓動が増して血流量が増すために動悸や、鼓動が速くなったように感じます。

 

③筋肉が緊張する

 

頑張るためには、いつでも瞬発的な力が出せるように筋肉が緊張して、すぐにでも動ける状態になります。

 

④口の中が乾く

 

頑張りスイッチが入ると筋肉などが緊張状態になる反面、消化する部分の機能は抑えられるので、唾液が減り、胃液も減るため、口の中が乾くと言われています。

 

⑤汗が出る

 

このように身体が急に動き出せるように準備して暑くなるために、その熱を冷まそうと汗が出ていきます。

 

これらの特徴は頑張りスイッチがオンになっている時の特徴です。頑張っている時にはこのようになっていてもよいのですが、もしもこられの状態が、休んでいて自分としてゆっくりスイッチを入れてい時にこのようになっているとすると、頑張りスイッチを切らなくてはいけません。

 

頑張りスイッチの切り方!?

 

それでは、こんな本来入らなくてもいいときに入ってしまった頑張りスイッチの切り方について皆さんにご紹介していきたいと思います。

 

先程、頑張りスイッチの特徴として自分でコントロールできる部分は呼吸と筋肉の緊張の部分に関してです。この部分を上手に切り替えることによって、自分で頑張りスイッチを切って、ゆっくりスイッチを入れることができます。

 

①ゆっくり呼吸法

腹式呼吸を意識したゆっくりとした呼吸をしていくことが大切になってきます。次に紹介する手順でやってみて下さい。

 

(a)唇を小さく開いて、息を口からゆっくりと吐く

(b)口を閉じたまま、鼻から息をゆっくり吸う

(c)吸いきったところで息を止め、一つ数える

(d)唇を小さく開いて、口からゆっくりと息を吐き出す

(e)すぐに息を吸わずに一、二秒おいてから繰り返す

 

このように(b)から(e)までをしばらく繰り返し、気分を鎮めるために5分程度行い続けることによって、ゆっくりスイッチが徐々にオンになっていきます。ゆっくりと息を吐く時間を味わえるようになると良いでしょう。

 

②筋肉を緩める

 

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