ほんだカウンセリングオフィス

臨床心理士・公認心理師を持つほんだカウンセリングオフィスの室長による日常で役立つ心理学講座です。

不快な感情との付き合い方を臨床心理士が解説

 

臨床心理士が教える不快な感情との付き合い方!?

 

皆さん、こんにちは。

 

人は生きているとどうしても不快な感情がつきものだったりします。誰かに何か嫌なこと言われた、何か嫌な体験をしたなどによって、どうしても不快な気持ちになってしまったりします。

 

こんな不快感情と上手に付き合っていく方法を埼玉県でカウンセリングを行う、心の専門家である臨床心理士公認心理師である筆者が、お話したいと思います。

 

なかなか不快な気持ちになった後にうまく断ち切れないという方や、上手な不快な気持ちとの折り合いの付け方を知りたいという方は是非最後までご覧ください。

 

不快な気持ちの仕組み

 

まず始めに、不快な感情の仕組みについて見ていきたいと思います。怒りや恐怖、不安、悲しみなどのネガティブな気持ちのことをここでは不快な感情と呼びます。このような不快な感情は通常は、長く続かずになくなってしまうものです。

ほどよい強さの怒りや恐怖、不安、悲しみは、よりよく生きるために役立つものです。怒りは自分を守るために行動できたり、恐怖は危険なものを避けられ、不安は不測の事態に備えられたり、悲しみは立ちどまって内省できると言われています。

 

このように不快と感じる感情は必ずしも悪いものではありません。適度な不快な感情はなくてはならないものだったりするものだったりするのです。

 

しかし、あまりに大きな不快な感情は自分の中で抱えきれずに、無意識に心の奥にしまい込まれてしまい、時折顔を出したりするために、簡単には消えなくなります。適切に不快な感情を処理できていないと、いわゆるフラッシュバック状態になってしまうこともあります。

 

つまり、大きな不快な感情と上手に付き合わないと、時にいつまでも自分を苦しめてしまうような大変なことが起きたりする可能性があるということです。

 

不快な感情との付き合い方!?

 

それでは具体的な不快な感情との付き合い方について見ていきたいと思います。今回は以下の3つの方法をご紹介したいと思います。

 

①呼吸を整えて研ぎ澄ます

人は、過去を考えると後悔してしまったり、悲しくなってしまったり、未来を考えると不安になってしまったり、苦しくなってしまったりすると言われています。

 

辛さの元になるような考えは、このような過去や未来に起因したものであることが多くあります。今に意識を向ける方法として、簡単なものとして呼吸を整えていく方法があります。

 

いつもは無意識的にやっている呼吸を意識的に行うというものです。具体的には背筋を伸ばして楽な姿勢で座ってゆっくりと呼吸を繰り返すだけです。呼吸に集中しにくいなというときは、心の中で「吸って」「吐いて」と繰り返しながら行なっていきます

 

ベストな時間としては、眠気は集中を妨げるので、眠気の少ない朝の時間帯に、10分間程度行うと良いでしょう。朝の時間にそんなに座ってゆっくりと呼吸に集中する時間がないという人は、歩きながら目に入る風景や外の音、風の感じなどを味わいながら、呼吸に集中するという方法もあります。

 

もしくは、何か温かいほっと出来るようなものを飲みながら、温かさや香り、味を味わいつつ、呼吸に集中するというのもおススメの方法です。このように一日のうちで10分程度ゆっくりと呼吸に集中する時間を取ることによって、驚くほど気持ちがずっと落ち着き、不快な感情と上手に付き合うことができます。

 

この呼吸法以外にもマインドフルネス瞑想というものがあります。以前まとめたページ(マインドフルネス瞑想を手軽に自分でやる)がありますのでこちらも合わせてご覧になってみてください。

 

②感情に蓋をしない生活習慣を取る

不快な感情が大きいと人はそんな気持ちを紛らわすためにと間違った生活習慣を取ってしまうことがあります。

 

例えば、やけ食いではないですがたくさんのものを食べ過ぎてしまったり、お酒を飲み過ぎてしまったり、なかなか寝られないからと夜更かしをしてしまったり、不特定多数の人と性的な関係を持ってみたりと、気を紛らわせようとする人も多いかもしれません。

 

しかし、これらの行動は不快な感情を無理やり遠ざけたり、無理やり蓋をしていることになるのです。そうならないためにも、不快な感情が自分の中にあるなという時は、意識して正しい生活習慣を持てるといいでしょう

 

三度の食事を適切な量を取り、夜はスマホを見て夜更かしなどはせずに早く寝るという事が大切でしょう。

 

また、お酒は気を紛らわせるために良いように感じるかもしれませんが、実は感情に蓋をするものだったりするため、極力いっぱいひ飲まずに、飲むとしてもたしなむ程度がいいでしょう。

 

このようになるべく規則正しい生活をする事で、不快な感情を逆に大きくしてしまったりしないで済むでしょう。

 

③思いを言葉で表現する

 

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